2012/09/01

オーバーホール


今日はミニのお話しではありません、あしからず・・・



先日、SEIKOのお店へ行ってまいりました。

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ワタクシ、普段、腕時計を身に付ける習慣がありません
身に付けないクセにウオッチ好きだったりしますので面倒臭い性格といえます(ディープなマニアではなく、軽~く好きなだけ)

過去の栄光、バブリーな時代、
ワタクシはお金が無くその恩恵を一切享受しておりませんが、
周りのヲトナ達は皆、舶来高級ブランドウオッチを(日替わりで!?)身に付けておりました
そのような高級腕時計(や高級車)を買えない悔しさを噛み締めて過ごした若年期でした

「オレもヲトナになったら高級な腕時計を買っちゃる!」
と誓ったモンですw


ご存知のように、
現在の世の景気はドン底で
景気回復の兆しは一向に見えません
そもそも現状の景気が本来の姿であって
日本のGDPってのはこれが普通なのかも知れません。。。
そんな今、ワタクシはヲトナになっておりますww


話しは反れましたが、
結局、「ヲトナ」になっても「舶来高級ブランドウォッチ」を購入する機会に一瞬も恵まれなかったワタクシw

残念ながら高級思考を大幅にシフトすることになり
「壊れない質実剛健な国産ウオッチ」を購入することだけは成し得たわけです


10数年前に幾らで買ったは忘れましたが(そんなに高くは無かったと記憶)クォーツと自動巻きの中間みたい(?)な電池レスの軽量チタンボディーが売りの「SEIKO AGSダイバーウォッチ」って時計が新発売になって購入し、
大変気に入って愛用しておりましたが・・・しばらくして紛失、行方不明に・・・orz

その頃は、仕事中つねに腕時計をしていましたので、無くなると無いでこれまた非常に不便な日々、
あらたに購入するしかなく、しばらくして手に入れたのがAGSの後継モデルにあたる「SEIKO LANDMASTER」というKINETICという新システムの自動巻き(?)腕時計

このウオッチ、身に付けているだけで勝手に充電(?)するのは前モデルのAGSと同じような機構なのですが、フル充電で6ヶ月!も勝手に動き続けます、技術の進歩は半端ねぇーっす
チタンボディーは軽量でズボラなワタクシには都合の良いウォッチ!、コイツは紛失することなくかれこれ10年弱愛用しているモデルです

信頼の日本ブランド
技術のSEIKO
とは云え、
ま、そこは、まさに機械の塊である腕時計である事に何ら変わりは無く
10年近くも使ってりゃいずれ何処かが壊れてしまうのは当たり前
ましてや日頃使わないもんだから放置しっ放しじゃ余計に壊れてしまいます



先日、久しぶりにウォッチとして身に付けたところ、ウンともスンとも動きません
振ろうが叩こうが起動する気配は一向にありません

コヤツ、漏れなく壊れてしまってるご様子。。。w( ̄∇ ̄;)w

う~ん、どうしよう?
  • なんちゃってウオッチ風ブレスレッドとして動かないまま身に着けても意味ねぇし・・・
  • 壊れたままコレクションし続けても意味ねぇし・・・
  • このチャンスに買い換える!?って手もあるな
  • が、しかし、買い換えてもコイツの処遇は一体どーするの? ゴミかよ!?
で、結局、修理することにしました。

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長い前振りにお付き合い頂き誠にアリガトウゴザイマスw




SEIKOのお店のカウンターにて修理依頼の受付をしてもらいます

店員『どのようなご依頼ですか?』
ワタシ「1ヶ月程前までは動いていたのですが突然動かなくなってしまって・・・・」

店員『それではO/Hって事でお預かりでよろしいでしょうか?』
ワタシ「あぁ、ハイ・・・」

店員『お客様がご愛用のモデルの価格帯はコチラですから、基本O/H工賃は19,950円となります。よろしいでしょうか?』
と工賃価格一覧表を提示される
ワタシ「う゛・・・マヂで?!・・・・・・・、w( ̄∇ ̄;)w 」

店内を見渡すと、煌びやかなショーケースの中には、そのO/H工賃と同価格帯orもっとお安い最新の腕時計がズラリと陳列されています
いまどきこんなにカッコイイデザインと機能を備えた腕時計が2万円そこそこで手に入るなんてシラナカッタ・・・・・orz

  • 今更「やっぱ止めときます」なんて言えないし・・・
  • 曲がり曲がってもワタクシ自身の商売を考えると、日頃からお客さんに対して「一つの物をより長く使うことはエコ、そのへんのエセエゴカーを乗るよりもミニをより良い状態に初期化するのに修理費掛けて手間掛けて乗ってるほうがよっぽどエコ」なんて事を堂々と言ってるし・・・
  • 10数年前のオレには出せた10万だぜ!、10年後のオレが2万を出し渋ってどうするよ?
  • ワタクシ自身が「あ、やっぱ止めます、新しく安い腕時計に買い直します」なんてダセェことはNGでしょ?
と、暫しココロの中で葛藤した挙句
素直に修理をお願いすることに



完璧に復活してO/Hから戻ってきました



ミニも時計も同じ機械なんだなー、と再確認した出来事でした

これからもメンテを欠かさず大事に使ってゆきマッスルw



4 件のコメント:

  1. どもっ!

    浜松の車道楽でっす~。

    僕も14年前に購入した舶来品 タグホイヤー アイルトンセナ モデルをずっと愛用しています。

    14年の間に2度オーバーホールしました。

    料金は・・・合計で20万近くかかっています(泣)

    でも死ぬまで愛用しようと思います。

    嫁さんに、スイート10(懐かしい)の記念に買って貰った
    時計だから。

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    1. しゃちょ^^2012年9月3日 11:57

      おぉ、浜松の車道楽さんは「勝ち組」ですねw
      ワタクシ、OMEGA、ROLEX、BREITLING・・・等々、今まで縁が無く人生折り返し地点に達しております(^^;

      何事も、「維持継続」して行くにはお金が掛かりますもんね

      “かっこよさ”の価値観、己の人生、男気、磨いて行きたいものです

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  2. そうですか・・・それは大変な出費ですね・・・
    私もパネライを愛用していますが、手巻きモデルなので基本的に毎日ねじを
    巻いて、時間合せをします。なのでほんとうはオーハーホールのタイミング過ぎていますが
    ぜんぜんしてません。手巻きの場合、よほどひどい狂いがでないかぎり
    毎日修正しているので結果的にあんまり関係ありません・・・
    だいたい腕時計が多少くるっていても、携帯とかいろいろ、ほかにも時計機能は
    散乱していますので! あ、でも社長の場合、動かなかった・・・んですよね。
    それなら修理は必須ですね、残念ながら。しかしいまどきの新品を買うよりは
    この時計を修理したほうがよほど価値があります!! 
    古い時計が復活して新しい時を刻み始める・・・なんて感動的なことでしょうか!
    正しい選択ではないでしょうか!

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    1. しゃちょ^^2012年9月3日 21:50

      大した出費ぢゃアリマセンって・・・(^^;

      モノをモノとして使い続ける限り避けては通れない維持経費な訳ですよ。
      モノ(機械)ってのはランニングコストを掛ければ真面目に正直に動いてくれます。
      モノとしての価値や価値観を持って接すれば、愛着や情熱と言った言葉とリンクするかどうか定かではありませんが、そうでない単なるモノとして消費するだけの価値観とは随分違ったものに成るのではないでしょうか?

      ま、女性はそうは行きませんが(w

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