2013/11/25

タイヤ組み付け


とある特定のユーザーさんへ、元気玉を送りますw




ご指定の銘柄のタイヤを組み付けました


DUNLOP "FORMULA-R" D93J  165/70R10








新品のホイールですが、錆びてくる前にステンレス製ピアスボルトに取り替えました
ホイール1本に付き12箇所なので、4本で総数48箇所を当社規定トルクにて均等に締め付けています
ポリッシュ仕上げ済みアウターリムを更にハンドポリッシュしました(ビカビカですw
エアーバルブはメッキのモノをチョイス
  










塗装が乾きましたので、こちらのSSR "Star Fomula" にも同銘柄のタイヤを組みつけています

ピアスボルトはブラックに塗装した上で組み付けていますので、意匠は7.0Jのそれに準じます




※ビレット6.5Jと、SSRメッシュには一切傷を付けず組み込みましたのでご安心ください
          

うちには自社内に最新型の伊製タイヤチェンジャーとタイヤバランサーを有していますので、タイヤの組み付け・交換・バランス取りを外注に出す事はほとんどありません
ですから、やってるからこそ、判るのですが
実は、国産車のそれと比べて、ミニ用の10インチ~13インチのタイヤ取り外し&組み付けは意外や以外、とても難しいのです
ミニ歴の長いベテランさんならばお判りになるでしょうが、
タイヤ交換を依頼してリム耳に擦り傷や塗装剥げ、打痕やリム曲がりが発生したことが1度や2度は経験があるはず

そりゃーそーだ、ただでさえ小っちゃい10インチです、幅(J数)が狭ければ狭いほどビード逃げが狭く空間を確保出来ないので→(組み込み時or取り外し時に)ビードに負担が掛かり→アームの爪がアウターリムリップ部に接触し→傷が入る→最悪はリップ部を押してリムが内側に倒れこむ(曲がる)

そのような事が極力起こらないように、最新式のタイヤチェンジャーには色々なサポートアームが付属しています
そこで、ビードローラーというツールが活躍します
あるに越した事は無いサポートアームのひとつなのですが、これにも限界はあります
要は、リム幅とタイヤサイズのマッチングだったり or リムの断面形状(これが一番の要因だと思います)の良し悪しによっては脱着時のビードへの負担が増幅するわけです
ですから、いくらリム幅が6.0J~7.0Jと幅広だったとしても、断面形状が悪い場合(ビード逃げの幅が狭く深さが浅い場合はチョー最悪)はどうあがいてもリムーブ時にホイールを傷付けてしまう結果となってしまいます
(タイヤを外す際に予めホイールの断面形状が判っていれば、ホイール一切傷を付けずにタイヤを外す「裏技?秘技?」があります)
また、インストール時でも細心の注意を払いながら上手いこと片側のビードを「逃げ」に追い込みつつ入れてあげないとリムーブ時と同じ事態が発生します



たかだか10インチのタイヤくらい・・・・
と軽く見てはなりません

意外とラクなのは引っ張りタイヤだったりしますw
だから好きなのかも?
最終のビード上げも特殊工具を持っていますので、大概の10インチの引っ張りならば1発で上げれます(10”7.0Jクラスなら楽勝っすよ)ww






4 件のコメント:

  1. おぉぉ、まさしく超元気玉!本当にありがとうございます!残業でヘタってましたが、コイツで今日もまだまだ頑張れますー。

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    1. >岳さん
      この話しにはオチがあります、今週末のご来店時にこそぉ~っとお知らせしますww

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  2. 匿名キボー2013年11月26日 1:18

    自分で交換出来る様になる前に、近所のスタンドでタイヤ交換したら
    一発で曲げられてビードも切られました。

    ワタナベだけは簡単なんですけどね~
    やったことがある人にしか分からんでしょうな~。



    おさがり、大事に使わせて頂いております!

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    1. >ボッキーさんw
      ナベよりも簡単なのはSSR
      やっぱり秀逸な製品ほど消えて無くなってゆくのよねぇ~
      世に残るのは下世話なパチモンのオンパレード
      で、無くなって初めて気付くものの良さな訳で、時すでに遅し
      で、無いモノねだりの希少価値で価格暴騰
      日本の消費者ってアホだねーwww

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