2016/10/13

SST



ヘッドに続いて、腰下です。





バラすのに時間は掛からないけど、
組み立てるのには時間が掛かる。

段取りと、洗浄と、仕込みが8割~9割かな。
それさえできたら、あとは組み付けるのみ。


でも計測はしないとイケナイの

ピストンリングを垂直に下ろすのは至難の技。(か?)



そんな特技は持ち合わせてないし、
努力しても時間の無駄なので飛び道具に頼るw
私のボンクラ頭で閃いたSST

こいつを、

「スコ」っと挿入するだけで、

リングを平行に下ろすことができる!

なんとエクセレントなんでしょう!


これは便利!

これだけの事をラクしようと考え付いたSSTなのである!

ワンオフ特注!

それもボア径によっては使えないというオチまでついて来るんだ!

どうだ、スゲェーだろ、
俺って・・・以下rya







砂抜きプラグ?ウォーターラインの栓?
正式名称は知りませんが、
こいつは意外と素材が軟いので叩き方が悪いとすぐに変形する。
使い物にならなくなる、
廃棄処分になる、
イラっとするw



イラっとして作業が進まないほうがよっぽど無駄なので、
飛び道具(打ち込みドリフトツール)を使います。

年季が入ってますが20年ほど重宝して使ってます。






同じくオイルラインの目クラ蓋。

素材は銅で更に柔らかいのですが、
飛び道具を使わずにコツコツと慎重に入れるのみ。





計測。
スラスト、OKデス。









こちらもボンクラな私が閃いたSST

さて何でしょう?



色を塗って完成。







答えは、ハブ固定ツールでした~。


不安定なクランプは怪我の元。
イラっとしない為にも確実な固定で効率良くクオリティー高い作業。

0 件のコメント:

コメントを投稿