2018/12/12

改善(improve)


筑波からの自走帰路にてオイル消費が著しく激しかった「ヘンリーさん」。

原因を突き止めるべくバラしました。




冷間時には白煙は出ていない事を確認、温間時の高回転時に白煙を噴いていることから腰下を疑って掛かりましたが、
結果、違いました。
ヘッドですた(w

シリンダーの磨耗具合やピストンクリアランスに問題は無し。
ピストンリングの合い口が若干広いので磨耗はしているみたいですが、許容範囲内でもあり・・・。

ヘッドはと言うと、笑っちゃうくらいの状態。
これじゃポンプみたいにオイルを燃焼室に送り込むわな(笑

今回のメニューはヘッドのやり直しとピストンリング交換がメインですかね~。


おっと、大事なメニューを忘れてました。
LSDのupdate。

今回使用するLSDはクスコの1Way。

バラして、ディスクとカム角
とスプリング組み合わせを変更して、イニシャルトルクを計測して、組み付けて。
初めてバラしてみましたが、意外と単純構造且つ理に適った構造で在る事が分かりました。
次回テスト時の効果が期待されます。

で、ちゃっちゃと組み付け。
ファイナル変更は敢えてしていません。
同じファイナルでテストしてみます。




GTウイングの効果は凄くある事は直ぐに分かりましたが、
その位置関係と空気の流れからして、
どうしても雨樋の耳部分で乱気流が起こっているのではないか?
と思い、

雨樋を埋めました!(笑

これをやったからと言って、劇的に何かが変わる事は無いと思いますが、
空気の流れは(=ウイング下を流れる流速は)上がると思います。

で、ちゃっちゃと塗装。








エンジン降りている間に、
エンジンルームを同色に塗りました。
ブレーキ/クラッチマスター下のプレートが錆びていたのが気になって・・・、
面倒ですが取り外して錆を除去しますか。

ブレーキ/クラッチレバーピボット部のクレビスピンを外す作業の際に気付きました。
クラッチレバー側のクレビスピンの磨耗が半端無い!
ってことは、レバー側も磨耗してる?


取り外してみてビンゴ!
クラッチの切れ具合が微妙だったのはこれが原因やね!
長穴になってる分、ペダル遊びが増え油圧ストロークが減る、って寸法。

溶接で埋めて、
穴開けて、
復活!




HKSサーキットアタックカウンターを取り付けました。
他の車両でも使い回しできる様に、
電源はシガーソケットから、
固定はマジックテープと簡易的に。

これでやっと走行タイムがリアルに計測できます。







次のお仕事の準備。


分解~洗浄~サンドブラスト~脱脂~マスキング~ウレタン塗装。

書くとたったこれだけなんだけど・・・、相当時間掛かる。






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