2011/06/18

“フロア補強プレートKit”

2008.1.20更新

 これぞ隠れた逸品!
当店では定番の売れ筋商品です。


このページではちょくちょく登場する「信頼の製品」「痒いところに手が届く」「プロもうなずくハイクオリティー」なオリジナルパーツを開発しているブロスガレージさんからでている商品です。



“フロア補強プレートKit” price:¥8,000 (税込¥8,400) 


 

どこへ取り付けるための部品なのか?メカに詳しくない人だったら文章化してもなかなか判り辛い箇所なので、イメージ図でお伝えします


 

エンジンはフレームにくっついています。
フレームはボディーにくっついています。
余計な振動が伝わらないように、金属疲労が起きにくいようにと、共にゴムマウントやブッシュを介して連結されています。
が、幾らゴムマウントを介して連結されていても薄いフロアの鉄板にエンジンや足回りやエアコン機器などがひと纏めになったクソ重いフレームを固定し続けると流石に加重に耐えられなくなってきます。
そんな過酷な状況が長く続けば薄い鉄板は耐え切れなくなり、ある時期を境に一気に劣化=破断してしまうのです。
このような状況はどんな使い方をしていようと、どんなモデルであろうと遅かれ早かれ現れてきます。ノーマル車でもよく割れてます
いわばMini共通の弱点と言えるでしょう。

亀裂がはいったら溶接して修理すれば直るのですが、根本的な鉄板の厚さは変わりません。再び溶接した辺りから破断するのは時間の問題です。
そこでこの「フロア補強プーレートキット」を併用すれば、一極集中だったフレーム加重が分散され、且つその薄い鉄板を表と裏から挟み込む事で全体の強度を増すよう考えられています。

特に注意が必要なのは、レースユースで用いられるリジッドマウントを取り付けている車両です。ハンドリングはすこぶる良くなりますが、その分、フレームの加重がフロアへダイレクトに伝わり疲労を早めます。

かと言って、純正のゴムマウントだったら大丈夫か?と申しますと答えは「NO」です。
A/T車だろうとM/T車だろうと、普通に大人しく乗っていてもこの箇所はいずれ破断します。

まだまだ亀裂が入ってない車両でも助手席に乗ってみたら判ります。
誰かに運転してもらい助手席のフロアーのフレーム付け根あたりに足を伸ばしてみてください。クルマの加減速と共に足を置いているフロアーが「フニョフニョ」波打つように動いているのが感じ取れるはずです。
そう、この動きが日ゝゝ何年も前から続いているのです。
遅かれ早かれいずれ破断しクラックが走ります。

フロアー側の亀裂は、セーフティーチェック時によく見つかる箇所です。まだ大丈夫な車両は保険と思って、そうでない車両は溶接と共にこのプレートお使いいただくことで今後のライフは随分と違ってくるはずです。

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