2012/05/15

10インチキホイール屋!? リメイク祭り


ハイ、ホイールヲタの時間です(爆




なにやら続々とリメイクのご依頼で10インチホイールばかりが溢れ返ってます
とっとと終わらせないと置き場が無くなりそーですw




まずは深リム協会員さまから、ポリッシュリムのくすみをどうにかしてくれ~!
とのご依頼です


ポリッシュリムは無垢のアルミ素地なので、お手入れを怠るとシミ・ソバカスに犯されます

これは、雪道に撒いてある融雪材に犯された模様

軽く磨いてみるとアッサリ綺麗になったので、このままポリッシュ仕上げで・・・・
と、思ったのが大誤算

融雪材でやられたシミは結構根深く、ペーパーの番手をどんどん下げて行っても中々シミは落ちてくれません


う~む・・・・、



これは・・・・、




時間掛かりそうなので・・・・、




ポリッシュ仕上げを・・・・・










止めよ(爆























で、















塗ります(笑




















センターディスクはパウダーコーティングされているので融雪材による被害はありません
画像は塗装後ですが・・・
行程としては以下のとおり

・ディスク面をマスキングして
・アウターリムにサンドブラスト撃って
・洗浄して
・脱脂して
・再びディスク面をマスキングして
・アウターリムを艶消し黒に塗装します




翌朝、狙い通りの3部艶ブラックに仕上がりました

この色の組み合わせも激シブですね!







続いては、不慮の事故で曲がってしまったアウターリムの修正&再生と、センターディスク色替えのご依頼です

ホイールは販売台数が極端に少なく、中古市場でも滅多に出てこなく、出てきても高額取引される率の高いヴァルタン3P(6.0J-3)
3ピースといっても3つの部材が溶接されていますので、一切バラすことが出来ない3ピースの1ピースです(ややこしいなぁ・・・)
世界のエンケイ製ですが、アウターリムの交換修理をしてくれない売りっぱなしメーカーですwww

う~ん、どうしましょう?結構な倒れ具合で激しく損傷しています
リム修正をいつもの地元の業者に打診しますが、「ラムが入らねぇ」とNGを喰らい
知りえる限りのホイール修正業者サマに打診しますが・・・・・どこも同じ理由でNG

最後の砦、ワタクシのオンボロ頭脳の電源を再起動させ・・・・・
あ、アソコだ!!
早速電話してみます

オレ:「ぁぁ、オレだ、嫌とは言わせねぇーぞ」    

業者:「ハイッ、完璧に治させていただきますっ」


注)デタラメなフィクションです、大嘘です(^^;;;;

業者が見つかりましたので
(A)アウターリムがバッコシ折れ曲がった1本
(B)同じく深いガリ傷がリム耳に入ってしまった1本
の2本を再生です!



修正前(A)




修正前( B)








修正後(A)










修正後(B)

チョーキレーに仕上がってマスよ~


オーナーさまどうしましょう?
素晴らしく綺麗に修正が出来上がり、新品みたいになりましたよ!
ディスク面のゴールドはまだまだ艶があり綺麗な状態です
やっぱりディスク面は色替えします?
勿体無いよーな気がします(個人的意見)
このまま使ってもらって、ヤレてきたら塗装し直すってのもアリかと思いますが・・・
ご連絡ください




※10インチの深リムの修正を受け付けてくれるトコロは全国的にもあまり無いようです
(10インチだと道具や機械が入らないようです)
うちと20数年来お付き合いのある職人さんだとご覧の通りピシャリ仕上げてきます






最後に、本日宅急便にて到着した次なる個体達・・・・



ワタナベアルミ A6.0-10+5.5はマグ専用色ブラウンニッシュへ
SPECTRUM RACING 6.0J-10+0はセンターディスクを再アルマイト、リムをポリッシュで仕上げます

上記2セットは販売商品になりますので
ご希望の塗装色・ご希望のアルマイトカラーで仕上げることも可能です

パープルアルマイト・・・・・とかww



2 件のコメント:

  1. うわぁ・・・

    2番目の修正も凄いけど、1番目のホイール超かっけぇ・・・

    やられたぁ~て感じですww

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