2014/12/09

「感謝」・・・、粋な計らい








常連のお客さま(今回は「さま」ねw)よりの頂き物です。

宮内庁ご用達、有田焼き「深川製磁」製の富士山のロックカップです。



エアブラシに似たぼかし製法エアログラフって技法が風合い良く・・・、って焼き物の良さなんてこれっぽっちも分からない口なのですがね(^^;


それよりも何よりも、こちらがお客様に対して「感謝」しなければならないところを、逆にお客様から『今年一年お世話になりました、つまらない物ですが・・・』と頂いた熨斗紙(のしがみ)には『感謝』の2文字が。

イカン、涙が出てきますよ、こーゆーの。
例えるなら、中学生のときに初めて貰ったバレンタインチョコ以来のぶん殴られた程の衝撃的な有り難さです。

チョー嬉しいです、感謝するのはそっちじゃなくってこっちのほうですよ。
俺みたいなイイ加減で、ぶっきらぼうで、口が悪くて、自己中で、好き嫌いが激しくって、面倒くさがり屋で、大した事なんて何にも出来ない癖にエラソーにしてるただのシャコタン好きでクルマ好きなだけなボンクラなヲッサンにですよ!?「感謝」して頂けるなんて、そりゃクルマ屋冥利に尽きるってもんですよ。

ホント、これは大事に死ぬまで使わせて貰いますね。
ありがとうざいます。















で、話は長くなりますがお付き合い頂ける方はどうぞお付き合いください。


元来、そもそも、ボクは、ただのいちミニ好きであり、ただのクルマ好きなだけなんですね。
「ガレージ・ミニミニ」と屋号を名乗ったのは1997年のこと。
その後「このままじゃイカン」と思い立ち法人化したのが2002年。
なんでイカンと思ったかと言えば、徐々にお客さんが増えて行き、顧客や仕入先、同業者に対しても「信用」っていうのが必要不可欠になってきて、日本国で言う信用とは=法人化だったのね、その時に最大限に考え付いた答えが。
それは間違いでもなんでも無かった訳なんだけど、如何せん法人化するには物凄くマネーが掛かる。
現在では「有限会社」って登記できなくなってるけど、その時に僕が最大限に出来た法人化が有限会社だった訳ね。資本金300万円以上ってやつ。
それでも資本金以外に色々と積もる経費は嵩んでくる訳で、軽く1000万円は超えたかな?
んなぁ金、持ってねーし(爆
当然借金天国ww

所詮、会社なんて、法人なんて、商売なんて、信用・信頼が全てなんですよ。
個人でもそれになんら変わりは無いけれども、法人のそれとは比較に足らずな訳ね。
昨日今日で信頼なんて、人間関係なんて、構築できない訳ですから。
屋号を持つ、法人登記する、ってのはそう言う事なんだって。

有難い事に、今まで常連のお客様に支えられてきたお陰で「有限会社 大松」も法人化して12期目の決算を無事に迎えることが出来ました。(※法人化して10期目を迎えられない比率ってのを検索してみると面白いよ)
実は、顧客あってだけの13期目ではないんですよね~、もちろん商売としては顧客あっての商売ですからそれ抜きでは成り立ちませんが、仕入先・外注先・同業者・販売先・・・等々、様々なブレーンが居てあってからこそ、そちらも抜きでは成り立たないのが商売なんだって。
関係各位に対し、声を大にして「感謝」いたすところです。

私一人が立ち上げた会社、即ち取締役=僕=会社な訳ですが、法人格と個人格は全くの別物ですから私一人の力では10余年もの間、法人として生き延びて来れなかったでしょう。
法人としての信用・信頼があってこその会社経営であり商売であり、僕な訳なんですね。

所謂、そんじょそこらの個人とは意味合いが全く違うのですよ。それは自身が個人(プライベーター)としてスタートしたからこそ痛感できるし言い切れるところなのですね。
(注:商売としてなされている個人経営=個人の意味合いではありませんので念のため)

お客様との相互信頼関係、取引先各社との信頼関係(即ち金払いの良し悪し)、商品としてのクオリティー、単品単品としての・また総合力としての完成度・信憑性、
ホント、昨日今日で培われる「賜物」ではありません。


「感謝の心」、「義理人情」、「常識or非常識」、「人としてどうあるべきか」、を常々その時々・年齢年齢によって考える事はとても大切に思います。
滅多にこうゆう事は書きませんし言いませんが、それらはこれからも一番大切な項目にしなければならないところです。



先述しましたが、僕が立ち上げた会社、僕が解体することはいとも簡単なのです。(法人解体にもお金が掛かりますがね)
顧客の人数なんて関係ありません。(むしろ多いほうが・・・以下rya)
僕を、ガレージミニ・ミニを、必要として下さる顧客が、またミニに対して熱い気持ちを持ってぶつかって来てくれる顧客が一人でもいる限り、(僕のモチベーションなんてそんなもん関係ありませんよ)、そのようなお客さまがこの世に居る限り、辞めたりはしませんのでご安心ください。

  • ミニをもっと楽しく乗りたい
  • ミニをもっと気持ちよく乗りたい
  • ミニをもっとカッチョ良く乗りたい
  • ミニをもっと速く走らせたい

単にそれだけのこと、それ以外のことを僕は知らない。



そうでないお客さんはうちのお店には来てないですから。








全てのお客様に・お取引先様に、「ありがとう」・「感謝」です。       


今日はww
















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