オイルセパレター(煙突)
新品は手に入らない、とっくに製造中止なっている コイツを20~30年使い続けた中身は・・・ |
こちらは比較的アクセスし易いフライホイールハウジング側にある煙突(オイルセパレーター)の中身
内部には、金タワシみたいなのが入っている |
本来はブローバイガスと共に噴出しようとするオイルをブロックする為の物 油水分離ではないが、ガスのみを出そうとする装置 20~30年もの間、長年酷使してりゃ、ガスに含まれる水蒸気と油分とが結合してこのように固形化する まるでヘドロ。 これじゃブローバイガスは抜けず、エンジンの内圧が上がり、オイル漏れを誘発する これはINJ・キャブ車共に起こりうる症状。 |
フライホイールハウジング真下にあるこの割ピンからのオイル漏れは高確率で煙突内部が詰まっている (※クラッチシールは生きているのに内圧に耐えれなくなるんだろうね、この個体もO/Hして間もないのでクラッチシールの劣化ではないと推測) |
タイミングチェーン側にも同様の煙突が取り付けられている。
こちら側はなかなかアクセスし難い箇所であるが、同じように中身が詰まってる可能性は十分にある。
ブローバイ(ゴム)ホース内部もマヨネーズ化してて通りが悪くなっている。
こちら側はなかなかアクセスし難い箇所であるが、同じように中身が詰まってる可能性は十分にある。
ブローバイ(ゴム)ホース内部もマヨネーズ化してて通りが悪くなっている。
ミニというクルマ、まずは年代を重ねた個体であることを念頭に置き、基本的なメンテをないがしろにしてはイケナイ。
機能的に不具合の出てる場合には初期化するところはしないと、付け焼刃みたいな事をしても根本的に全く改善されない。
逆を言えば処置を施し機能が改善しているのならば「付け焼刃」なんて要らないという事でもある。
余計なモンは付けるな、っちゅー事である。
また初期化・改善した後の定期メンテもお忘れなきよう。
逆を言えば処置を施し機能が改善しているのならば「付け焼刃」なんて要らないという事でもある。
余計なモンは付けるな、っちゅー事である。
また初期化・改善した後の定期メンテもお忘れなきよう。
このオイルセパレーターと言う部品、新品を定期交換しなきゃいけないであろう箇所の筈なのだが、先述したように生産中止。(なんじゃそりゃ)
にしてもオイルセパレーター内部の洗浄ってみなさんどのようにやられているのでしょうか?
決定的な処理ができる液剤、これは使えるよ!ってのがあったらどうか教えて下さいマシ。
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