2016/03/16

W.F.O. Body kit, In production


クルマ好きな人ならば一度は読んだ事ことがあるコミック「シャコタン★ブギ」。

ハジメのソアラやアキラのZ、ジュンちゃんの箱スカなどが出てくる漫画です。






GZ10ソアラ、S30フェアレディーZ、KGC10スカイラインGT-R。

どれもこれも今では超高値になる一方で、ヲッサンになってしまった今でも入手できていません。
ケンメリやKP61・AE86など、お小遣い程度の手頃な価格で買えてた時代があったのですがね。
そう言えば、ハコスカが手に入らなくなるからと中学生時代に同級生が免許も持ってないのにお小遣いのすべてを叩いてハコスカを購入するという意味不明な行動をとっていたのは、今思えば彼には先見の目があったのだなぁ~って懐かしく思い出されます。

新車当時は箱スカGT-RよりもクーパーSのほうがよっぽど高かったのに、今では逆転してるところも面白いです。
それはミニの現存数が多い証で、ミニが大事にされてきたからこそ箱スカよりも状態が良い個体数がより多く生き残っている証。
逆に考えればコンディションの良い60年代ミニクーパーSって、言うほどお高くないのでは?と思えてきます。


現実に話を戻しますと、国産旧車に比べたらミニを取り巻く環境は素晴らしいと思います。
クーパーSだろうがそうで無かろうが、我々の手元には今だ現役の「ミニ」が存在し、それを楽しむ事が出来得る環境がまだまだ整っています。

機能・消耗部品の流通が途絶えることは無く、生産終了してしまった部品は国内外問わずリプロダクトされ、我々ユーザーは怯えることなくミニに乗り続けることが出来ています。
日本国内だけの考えで言えば「類稀な恵まれた車種」といえます。



話をボディーキットに移しますw
憧れのアキラのZは残念ながら私の手元にはありませんので、
アキラのZっぽいミニを作ることにしました(←そこ?w


目指すはこんな感じw

オーバーフェンダーは10mm拡大
ビス穴もわざとらしく目立つように

フロントスポイラー&リアスカートは最終的に幅拡大してチリを合わせます

フロントスポイラーの形状は裾広がりにすると重ったくなるのでこのまま?



サイドステップ下にオーバーフェンダーが潜り込みます


フロント後方同様、リア前方もサイドステップ下へオーバーフェンダーが潜り込むスタイルです。

こうすることで、視覚的にシャコタン度合いが強調されより低く見えます。
ミニ用の社外オーバーフェンダーはどれもこれもステップ耳上までの物ばかりだったので、
オーバーフェンダーが
サイドステップ下まで潜り込んでるスタイルは今までに無く(日本発ぢゃね!?)、
強烈なインパクトとボトムヘビーな重厚感を生み出します。




しかし、アキラのZを目指すにはまだまだインパクトが足りませんw
日産ワークスオーバーフェンダーちっくにリアアーチの前方を延ばし、



リアタイヤ前面を覆い隠すような「エラの張った」デザインに修正します。

打ち合わせを重ねる度に、当初予定していたスタイルとは掛け離れたボディーキットが出来上がりそうです。
でも、それでイイのですw

  • 私が欲しい!から作ります。
  • 作りたい!と思えるモノを作ります。
  • カッチョイイ!と自分が思えるデザインしかできません。
  • 全ての費用(お金)を支払うのも私です。

万人に受けるデザインやボディーキットを作ろうとはこれっぽっちも思っていません。
そもそも世間様から言わせれば、ミニにエアロを取り付けること自体が異端で邪道でしょうから万人に受けることなぞまず有りませんので、自分の好きなように自分の好きなカタチへ仕上げていきます。
今回ばかりは「お客様満足度」をド無視した「自己満足」のみで事を運んでやっています。

ミニと全く縁のない方達が、このボディーキットを纏ったミニを見て『ミニってカッコいいな!!』とか『こんなミニだったら乗ってみたい!欲しい!』と言ってくれたならば私の勝ちってことでw





0 件のコメント:

コメントを投稿