高年式ミニのアルアル。(高年式と言っても1999年モデルで20年落ちですがw)
通常は見えないところに隠れております。
殆どの個体はこの部分がサビサビです。
クラッチマスターキャップからフルードが微量ずつ漏れる
↓
バルク側にある純正の防音断熱目的のスポンジがフルードを吸い込む
↓
保湿効果抜群!&毛細管現象で被害拡大!
↓
スポンジで隠れたボディー側の塗装は浮き
↓
やがて剥がれ、そこに水分が浸入し錆を誘発
クラッチマスター周辺のバルクヘッドの錆が発生するメカニズムです(笑
では、何故にクラッチマスターフィラーキャップからフルードが漏れ出すのか?ですが、
それはズバリ!「蓋が密閉されていない」に尽きます。
稀に劣化で蓋自体が割れている場合もありますが、それは論外として。
このような形状のキャップがクラッチマスターの蓋です。
裏の当たり面には何も付いていません、そこがダメなんです。
(純正では元々何も付いていない)
当店ではショッピングサイトにも掲載していますが、
専用のパッキンをご用意しています。
クラッチマスターフィラーキャップパッキン ¥200(税別)
このように裏蓋にパッキンを挿入するだけでフルードの漏れ・滲みは無くなります。
このようなエクステンションを用いると更にフルードは漏れ難くなります。
マスターシリンダーエクステンション ¥3,360(税別)
フルード漏れ対策は事前にしておいたほうが無難ですよ~。
話は本題に戻って、
【BSCC LTD】
先週末、オーナーさんが様子を見に来られました。
一通りの現状説明と、今後の作業内容の確認をし、その後は作業を手伝わさせます(笑
(※オーナーさんに少しでも自ら手を汚し作業をして貰う事で、今後の愛着倍増を狙った私ながらの優しさで御座います。)
極汚くなっている低効果の純正断熱・防音スポンジ材を毟り取ると、
(それだけで手は真っ黒)
(それだけで手は真っ黒)
そこは地獄絵図!w
浮いた塗膜をスクレパーでそぎ落とすと、
まぁなんて事でしょう~!
きれいな赤褐色で覆われた鉄板が現れます。
酸化した赤褐色(錆び)をサンドペーパーを用いてシコシコと手作業で
鉄板素地の銀色が見えるまで研いでいきます。
↑
と、ここまでが作業員Kさん(お客さん)のお仕事。
ここから先は私がバトンタッチで引き継ぎます。
スプレータイプの錆変換剤を塗布したかったのですが在庫切れw
使用実績ありのその名も「必殺サビキラー」を筆塗りにて2回。
必殺仕事人が乾いた後、
純正色「ブルックランズグリーン」を塗装。
部分的に錆びの発生していた
フロントサブフレームも上記と同じ工程を経て、
「必殺」を2回塗り。
乾燥後
半艶黒にて塗装。
よく見掛ける「BSCC LTD」そのまんまでございます。
エンジンブロックをブルックランズグリーンに、
ロッカーカバーをオールドイングリッシュホワイトに、
塗りました。
閃きのみでボディーカラーとお揃いに塗ったエンジンです。
(オーナーの許可を得ず勝手に塗りました)
私の遊び心なんで許してくださいましw
ここからは別ネタ。
【Henryさん, Evolution】
このピストンを取り寄せたばっかりに・・・、
どうしてもヘンリーさんに使いたくなりまして。
こんなの作ってみました。
(正確には「作って貰いました」)
純正ロッドを2台分使い、
ぶった切って、
2個イチにしました!(爆
大端部~小端部の中心間距離を11mm延長加工したコンロッドです。
所謂『ビンボーチューン』です。
※ビンボーとは程遠い加工代ですがw
賛否あるでしょうが、誰もやらないので私が人柱となり実験クンしてみます。
↑
普通、誰もやらないって
持ち堪えたらラッキー、
持たなかったら一発全損。
心配ご無用、
6点ロールバー入れたから大丈夫っす(違!?
心配ご無用、
6点ロールバー入れたから大丈夫っす(違!?
バクチ討ちですな~、ボクw
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