やっと車体側の作業に移行です。
やっぱりこの個体も「ほぼレストア」みたいな作業内容になってきますね~。
※'99モデルでも20年落ちですから、手を入れられていない箇所は20年分の汚れが蓄積しまくっています。
「ほぼ掃除」ですかね。
写真多いです。
右フェンダー内、クラック。
フロントサブフレームマウント全交換。
足廻り部品交換。
ボールジョイント、グリス一滴もなし。
ハイローキット、上蓋なし・グリース無し
この形状のハイローキットにコイルサスの組み合わせは
接触面が面接点ではなく点接点になる。
その痕跡が見て取れる。
ヤバくね?
取付け後一度も角度を変更していない調整式ロアアームは要らないのでは?
「ピロテンション」、聞こえは良いし初心者憧れの部品ですが(じゃない?)、
百害あって一利なし。
小指でクルクル回るピロって全く意味無し。
オーナーさんと相談し、以下の組み合わせに変更。
うちの定番メニューです。
アウター側も結束バンド止め。
こちら側のみブーツの交換歴ありですかね、
反対側は純正金属バンドのままだから交換歴無しなのかな?。
両方ともグリース漏れ出してそこらじゅうベトベト。。。ダメです。
左アッパーアームシャフト、お疲れさん。
新品交換。
手を入れられている形跡のある箇所は、
何もかもがポン付け。
(箱から出して取り付けただけ)
油脂で潤滑されるべき箇所はされず、
組み付けの際、一生外す事を想定してないかのようです?(笑
外れるべき箇所は全て錆で固着して外れないという。
私は雨ざらしになる過酷な環境下の足廻り部品の組みつけ時、
油脂類を適材適所で充填し固着しないよう気を付けてます。
外れるべき物は素直にはずれ、潤滑されるべき箇所は潤滑かつ水分をシャットアウト。
油脂類の一部。
右側完成。
次は左側、
あらら、左インナーフェンダーにもクラック。
右がなると言うことは左もなるんだね。
ダンパーで隠れて見えない箇所ってのも左右共通w
ドライブシャフトブーツも一緒。
右が破れる時は左も近いうちに破れるってこと。
左右共通のゴム部品などは同時交換が理想。
あまりにも汚れが酷いので、
ハブボディー分解洗浄。
洗浄後、ベアリングやアウターレースの状態を見て再使用可能と判断。
グリースはOMEGA。
タイラップ止めだった箇所、純正のままだった箇所と交換履歴が不明&怪しブーツは、
左右ともインナー&アウター全部交換。
金属バンドで止めます。
※サンワさんオリジナルの国産インナーブーツを使いますが、
(ブーツのゴム質、肉厚、勘合具合、耐久性、全て納得)
この商品には何故だか結束バンドが2本同梱されてきます。
結束バンドは要らないので安くしてくださいw
もしくは金属バンドを付属してくださいw
ジョイントもバラして洗浄して具合チェック。
乳白色が圧倒的に多いが、これはきれいな透明!
初めて見た。
どこを触っても手は汚れません
カッチョよか。
スペーサーワッシャー調整済みで、適正トルクでガタ皆無、低抵抗。
足廻り作業のアルアル。
大量のペーパーウエス残骸。
洗浄~ブラスト~塗装
一連の工程に終焉はくるのか!?
って位、毎日やってるような気が?
明日の塗装準備で小物たちを。
そろそろ終わるかな~?
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