間違いだらけの特殊工具作り

今回の標的はこの子。

こいつを破壊します

インナー＆アウタープーリーはゴムマウントで接合されているだけなので楽勝かと思いきや、

煮ても？焼いても？ゴムは溶けてくれません。
結構、頑丈なんだと感心ｗ

火あぶりの刑と共にプレス機に掛けて押し出すと、
なんとか徐々に剥離しかけてきました。

あとは一気に破壊ですｗ

インナー＆アウター＆ダンパーゴム、三つ巴の図です

スポット3箇所をタガネで打ち切って

こいつだけを摘出することに成功

プーリー破壊の目的はこの部位の摘出でした～。

こいつをこの様に使います

フロントカバーに付いているフロントシールの芯出し用に使うダミープーリーの出来上がり。

いままで、面倒くさくてコレを作らなかったばかりに、余計に面倒くさいことをいちいちやっていたので、これでようやく悪循環（ネガティブスパイラル）から開放されます。

そのままの容姿でもなんら問題なくＳＳＴとして使用できるのですが、
気温が低いためか？昨日調色した可使時間をとっくに過ぎた塗料が硬化せず余っていたので、
それをそのまま使って塗ってしまいますｗ

クリアーも固まっていなかったのでそのまま吹きます。
硬化するかどうかは分かりませんが、クリアー仕上げの贅沢な道具の完成です。

これで黒っぽい色ばかりの特殊工具群に埋もれた道具を探し出す無駄な時間も省けて便利になります。