2017/11/30

SB-1、放置した代償(1)


初めて買ったミニであり、
滅多に乗っては無いもののメインカーでもあり、
一番長く所有しているマイカーであり、
公道は走れないレースカーでもある、
私のミニSB-1ですが・・・、

屋内大切保管をしてても放置期間が長いと色んな所が劣化するのです(T_T




乗ってねぇーのにメンテしなきゃならないという、理不尽さ・不条理さ・道理の合わなさw


自動車の油圧系統に使っている液体は「フルード」と言います。
ブレーキ油圧系だとブレーキフルード。
クラッチ油圧系だとクラッチフルード。
どっちも同じもの(フルード)を使いますから呼称が違うのみです。

このフルードは性能や目的がエンジンオイルと全然違って、危険有害成分を含んでいる液体です。(たぶんw)
ボディーなどの塗装面にこのフルードが付着すると塗装が犯され塗膜が浮き剥がれてきます。
で、塗装が浮いて剥がれているもんだからそこへ水分が混入し鉄板が錆びてきます。
とても厄介な事象です。

漏れちゃいかんのですが、例に漏れず我がSB-1も長期保管中に、知らぬ間に、ブレーキフルードが滲み出し、例に漏れず塗装膜がビロビロに浮いてしまっているではないですか!
ギョヘーーーーッ!
えらいこっちゃーーーー!
ですわ。

左:クラッチマスターシリンダー
 中:ブレーキマスターシリンダー
 右:クラッチレリーズシリンダー

ブレーキマスターの樹脂タンクグロメット部分から漏れ出してました。

フルード漬けになっているゴム製品はいずれダメになってくる部分なんですね・・・。
仕方がないので、
ブレーキマスターをO/Hし、ついでにクラッチマスター・レリーズ共々O/H。

他の油圧系統も同じく長期保管による劣化が疑わしいので、後日全部O/Hします。

この際、足廻り・ドラシャ周り・ハブ周りも全て分解・点検・油脂をしましょうかね。






犯されたボディー側の補修
フルード攻撃でベロベロに浮き上がった塗膜を除去し、
サンドペーパーで均し、
プラサフ塗って、
赤外線ヒーターで乾燥中。

同色塗料をガン吹きし、
その周辺をボカシ塗装。

赤外線ヒーターで乾燥中。





話は変わって、2015年7月2日に地元の業者さんより仕入れたH4用LEDバルブ。

自家用車のTOYOTAに取り付けていましたが、いつの間にか明るさが半減した感じがします。
おかしいなぁ?と、チェックした時にはチップの一部が点灯していませんでした。
何時からこうなってたのかなぁ~?

とても明るく、ハイロー照射角の節度が良く、光軸もばっちりで、初LEDバルブとしては気に入っていたのですが、片側のチップが光らないとなると当然ながら暗いです。
せっかくの日本製、高級品PIAA製だったのになぁ~、と諦め掛けつつもダメ元で仕入先の業者さんへ電話してみました。

上の画像がそのものですが、翌日には代品として新品LEDバルブが到着しました。
『この度は御迷惑をお掛けしまして申し訳ありませんでした』とお電話がありました。

いや、いや、こちらこそ恐縮です(^^;

2年以上も前の購入品なのにですよ!?
スッゲーっすわ。

なんだかミニ業界に身を置くものとしては、ずっと忘れかけていた当たり前の(なのか?)対応が新鮮に思えてきて驚くとともに、真摯に対応して頂ける事にあらためて感謝です。

あまり仕入れ頻度の高くない業者さんですが、これからも国産ブランド品は多少掛け率が悪くても正規な対応をして頂ける卸業者さんより仕入れて行きたいと強く思った出来事でした。


同じ物がオークションサイトでは格安で売られていますけど、買わなくてヨカッタw



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