2017/12/01

SB-1、放置した代償(2)


昨日の続きです。




お客さんのと違って自分のだと納期もないので緊迫感も何も無く作業効率が悪いばかり。

休憩ばっかりだしw



もう何年使い続けているのだろう?
ダンパーを外して確認してみました。


人力テスターに掛けてみるw
単筒高圧ガスショックは全体重を掛けて押し込んでやっと縮み始めるのです。
伸びるときも反発ありありなのが特徴です。

が、予想的中です。
やっぱりコイツも劣化してますわ。
新品のダンパーと押し比べてみるとその差は歴然!
ストリート用新品ダンパーのほうがレースカー用ダンパーよりも減衰がある・・・即ちレースカーに付いてたほうがバンプ&リバンプ共に減衰が弱くなっている事実が発覚。

6年か?もっとかな?使い続けて初期の性能を維持できるダンパーなんて世の中にある筈も無い訳でして、そりゃ知らぬ間にガスも抜け落ちちゃってるだろうし、オイルも劣化してるだろうし、減衰落ちるのも当然っちゃ当然で仕方ないのです。

と、普通はこれでお役御免となり新品へ買い直すほかないのですが、
おっとどっこい、arc製のダンパーはフルオーバーホールが出来るのですね~(^^v
チッソガス再封入やダンパーオイル交換は勿論の事、ブッシュやOリングや内部の細かなパーツも確認してダメだったら新品交換してくれます。
O/Hすることにより新品と同等の性能を取り戻すことが出来、初期化されたダンパーを今からもまだまだ使い続ける事が可能って訳なんです~。(^^v


飛脚Specになる前のショートストロークAPスペシャル減衰モデルですね。
前後4本取り外し、

それをメーカーさんへ発送。
宜しくお願いします。



たぶん、SB-1製作して一度もバラしたことがないリヤハブ周り、
バラしましたw
スピンドル・アウターレース・ベアリング共々めちゃくちゃ綺麗で、
洗浄後、再使用可能。

フリクションロスの低減を狙って、OMEGAですが77Jと言ういつもと違う種類のグリースを充填し試してみます。

極圧性、油膜保持性、耐水性に長けた性能は57と同じですが、
軟さが違います。色もw


組み付け上げて思ったのですが、
これだけグリースを満充填すると、グリースの抵抗でフリクション低減どころか増えてるような気もしますが・・・。

気のせいであって欲しいw




ブリードニップルの6角2面幅が1/4"なんで相当前のホイールシリンダーでしょうね?
国産カップに換えていたのでフルード漏れもなくボア内もキレイで生きていましたが、
ついでなんで、お役御免&新品へとバトンタッチ。




やり始めると始めたで、当初の予定を超えアレもコレもと次々にNG箇所や怪しい箇所、ついでの箇所が増えていってる感じです・・・。
どうせなんでこの際アップグレードしつつその辺を楽しみながらやっつけていきます。
まだまだこのシリーズ続きそうです。(笑

ほぼレストアになりそうな・・・嫌な予感?はしますが。


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