2019/01/28

仕上げ中~⑤


このシリーズ、まだまだ続きます。


祝!納車まで続くのかな?
いや、静岡まで自走で帰り着くまでか?


※今回も画像多いです。


エンジンの続きです。

まずはクラッチ側から



 軽量フライホイールに変更してます。
5mmストロークでディスクフリーになるのを確認済みです。



続いて、フロント側。
 チェーンテンショナー、8万キロなりの磨耗具合。


これ純正。


これ現在入手できるもの。
若干、表記が違うところが面白いです。






やっぱり中古のアールズフィッティングはオイル漏れが心配なので、
新品のキノクニフィッティングへ交換&ホースも新に作成。
 デスビキャップ・デスビローターを新品に交換。


オイルストーンでブロック上面を均して、
 ピストントップのカーボン落とし。

綺麗になりました。

ストレートエッジにて歪みが無い事を確認済み。

シリンダーブロックボア内壁もまだクロスハッチの残ったよい状態。
 縦傷も見受けられないので状態はすこぶる良いですね~。


例によってタップたてて、

その後テーパー加工。


ヘッドが加工から戻るまでしばらくお休み。



メーカーさんへ無理を言って探してもらったフロント2本、ネコ足ゲット!
旧シェル(ユニクロメッキ)の中古をリビルトしてもらいました~♪
ブラック塗装してありますね。


年末より品切れしていた製品のW.F.O.ヲトナDAMPERネコ足Spec
入荷しました。


ステッカーも届いたので、


リヤDAMPERへ貼り付けて、


フロントも間に合わせのビルシュタインから

ネコ足へ。
 これでチグハグだった前後DAMPERがネコ足で統一されました!
あ~、スッキリ♪



ビルとネコの比較
 全長はほぼ一緒。
 ビル(中古)に比べ、ネコ(O/H済み)は、
バンプ&リバンプ共にネコの勝ち~!






何か手こずりそうな予感のバルクヘッド錆補修。
 外れるべき物が外れるのか?
固着はないのか?
戦々恐々です。



案の定、コイツに嵌りました。
割りピンを外すのに1時間強!
 割りピンのサイズおかしくないですか?
なんでこんな太い強靭な割りピンをココに使うかな~???
クレビスピンの挿入方向も逆だし。


フルードに犯され浮き上がった旧塗膜と下から沸いて出た錆をざっくりと除去。

その後、出来る限り鉄板素地まで磨きこみ、
錆変換剤を塗布。 

寒いので赤外線ヒーターを当てて強制乾燥中。

母材が温まったところで塗装。


過去どこかで修復歴ありのスタビブラケット。
 余りにも雑な点付け溶接&ダンゴ溶接だったので、
しっかり溶け込ました溶接をした後、削って整えています。
ステディーロッド固定用のナットが溶接されているのも過去の仕業ですね。
(ミニ専門店では絶対にしない修理方法です)
でも、今回は穴の位相が合致していたのでこのままでいきます。



にしても、ぐっさぐっさですね。
 クラッチマスターシリンダー本体からの漏れは無かった事から、
恐らくフルード補充の際に溢らした過去があるのではと思います。(それも豪快に)
で、バルクヘッドに貼られた防音スポンジがフルードを長期間しっかり保持し保湿効果も相まって徐々に広範囲に犯されていったものかと。

※ブレーキフルード(クラッチにも同じものを使いますが「クラッチフルード」とは言わない)がボディー塗装面に付着してしまうと塗膜を侵し塗装が浮き上がってきてしまいます。
直ぐに水で洗い流すなどの対策をすれば、水分と反応してフルードは中和されますので塗装への攻撃力は無くなります。
ブレーキフルードって、実は結構ヤバイ劇薬系の液体なのです。


流石にこれは新品へ置き換えます。
バルクヘッドのスポンジは、汚いし見た目悪いしフルードを吸って保持するので破棄しましたw



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