2019/02/15

仕上がった~⑩


完結編です(笑。

このシリーズ、10回も続いちゃいましたね~。


※最終回は画像無しの文章のみですw




結局、静岡までの自走納車に付き合ってきました。

移動距離1,000km弱、全線高速道路移動、

結果、何事も起こらず無事に任務完了してきましたが、付いて行って正解でした。


自動車運転免許歴の長い方でも、深夜の高速道路を一睡もせず10時間超連続運転した経験は余り無いのではないでしょうか?
それは、免許取立てのミニを初めて手に入れたM/T初心者の若造にはハードルが高すぎる業務になります。(法律的に自動車を運転する事は=業務上となります)


●まず、M/T車に慣れていない。
半クラは1速スタート時だけでいいです。2速3速4速へとシフトアップする際の半クラッチ操作は必要ありません。
自動でギアの変速を行ってくれるA/T車と違い、M/T車は運転手自身が変速しなければなりませんので、M/T車は特にドライバーの運転センスが問われてきます。
適切なスピード/適切なエンジン回転数に見合った/適切なギア選択を迫られます。
アクセルを緩めクルマを停止する際に、ギアをニュートラルにするかクラッチを踏まないとエンジンはストール(停止)します。
A/T車は機構上エンジンストールしない構造になっています。


●高速道路に慣れていない。
本線合流する際には、加速区間でしっかり加速し、後続車とのスピード差を縮め・間合いを確かめ・スムーズに合流する事を心掛けましょう。
下道と同じで1速ギアはあくまでスタートギアとして割り切り、本線合流へ加速する際は2速・3速で車速を稼ぎ4速へ入れた時には余裕で90km/hに達しているくらいアクセルを踏み込み加速しておきましょう。
走行車線と追い越し車線の意味・速度差を正しく理解して運転しましょう。
いくら深夜の高速で交通量が少なくとも、ずっと追い越し車線をマイペースで走るのはNGです。
渋滞時以外では、走行車線を走っている際の速度よりも追い越し車線を走っているときの速度のほうが高いのが常識です。
夜間、追い越しの際10tトラックのサイドマーカーを見つめてはいけません。
昨今のサイドマーカーはカラフルな色目で目を引きますが、強烈な光量のLEDランプが多く用いられているので、チラっと見つめた次の瞬間前が全く見えなくなり危険です。(いわゆる目晦ましに遭います)ミニは普通乗用車と比べても更に着座位置が低いのでマトモにLED光線を喰らってしまいます。
また、チラッと見ただけで知らぬ間にトラックに吸い込まれ近寄っていきますので危険です。

※昼夜問わず、ハイスピード領域での運転はサーキットでも同意なのですが近くを見たらダメです、遠くを見るように心掛ければフラフラと不安定な走りから脱却できます。(走行ライン・軌道が安定します)


●下調べを一切していない。
何処を通ってどこへ行くにもそうなんですが、予め走行ルートや通過地点地名くらい予習しておきましょう。
高速道路移動では一瞬の脇見が大事故を招きます。
今の時代、スマホに任せておけばルートは間違えないでしょうが、それを知っているのと知らないとでは実運転の際の余裕が大きく違ってきます。


●居眠り運転をする。
私もその昔、ヒヤリとした経験が1度か2度あります。
深夜の高速長距離移動は、前走車のテールランプやヘッドライトが照らし出す景色をずっと見続ける事になりマンネリ化が睡眠を誘います。
が、
絶対に目を閉じたらいけません。
次に目を開けた時にはアノ世です。
自分一人が自爆するならまだしも、第三者の命をも奪いかねない事態になってしまいます。
睡魔が襲ってきたら、無理せず最寄のPA/SAで休息する。
これ鉄則です。



まぁ、全てがすべて初心者なので一気に上達することは無いでしょうが、経験して継続してこそ技術や知識ってものは身についてゆくものです。
それは経験したことの無い人、継続しない人とは雲泥の差となって広がっていきます。
※何事にも置き換えて言えます。



クルマのほうはビックリするくらい絶好調でしたね~!
アクセル開度5%位?で100km/h巡航しちゃうので、ノーマルシートポジションでのアクセルコントロールがとても辛く右足首が麻痺して左足でアクセル踏むという曲芸走行をしてきましたw
水温も真ん中チョイ下で安定。
グリル裏をプラ板で塞いで行ったのでヒーターの効き目も良かったし。
S・Aで停車中、念願の電動ファンも回ってくれたし(笑
平均燃費も上々、15~17km/Lくらいは伸びてたんじゃなかろうか。
一点気になったクラッチの切れの渋さは、現地で部品調達しクラッチレリーズASSY交換でイイ感じになりました。(DOWNTONさん部品を分けてくれてありがとうございました)




ミニというクルマを手に入れて、これから色んな出来事があるでしょうが、色んな意味でそれを楽しんで乗り越えて行ってください。

この度は、お車のご購入ありがとうございました。




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