結構息の長いオリジナル商品、「コンフォートハイローキット」が、またまた仕様変更して再入荷しております。
前回作った「C-Edition」は、フランジ部分のカチオン電着とナックルジョイントを省きお求め安さのみを重視した商品でしたが、
旋盤削りっぱなしのフランジがやっぱり気にいらなくて廃盤にしましたw
替わって今回のバージョンは、フランジ部分のカチオン電着を復活させナックルジョイント無しとしましたので、お求め安さと高級感(耐久性)の両方を実現しました!(笑
W.F.O.コンフォートハイローキット Price:32,000円(税別) |
この期に及んでな感はありますが、この時期(ボロいミニばっかりになってしまった昨今という意味)だからこそ足廻りについてザックリと(はしょって?)説明をしておこうかと思います。
※読者側に誤解を生じさせないよう足廻りを説明するには十二分な表現語力が必要ですが、これがまた難しいとです。
いまちょっと時間が無いのでよく考えて後ほど書き足します。
【2019.07.02】 23:45追記
日付が変わろうとしている時間ですが、昨日~本日まで中々時間が取れませんでした。
眠いので少しだけ更新します。
足廻りと言っても、単にダンパー及びラバーコーンスプリングの2点だけで成り立っている訳ではありません。
アーム類、ブッシュ類、ハブ・ベアリング・ボールジョイント、ハイローキット・ナックルジョイント、ステアリングラック・ラックエンド、前後フレームマウント・エンジンマウント、ラジアスアーム、タイヤ、空気、アライメント、車高、バンプ&リバンプ、ブレーキ性能、はたまたモノコックボディーの剛性に至るまで、それこそミニを司るありとあらゆる部品全体が乗り心地(即ち足廻り)に影響して関わってきています。
それら一つ一つが確実に機能して且つ全体のバランスを取ることによって初めて狙った足廻りのセットアップが出来ます。
でも現実的には経年劣化しまくりの個体が大多数を占める事実がありますから、それらを一気にリフレッシュするとなると、軽く50万~100万円程の費用が掛かってくるかと思います。
ですから単にラバーコーンを新品にしたから・・・、ボールジョイントを・・・、ラックブッシュを・・・、なになにを・・・、と単品単品で交換しても部分的にはリフレッシュされますが、全体としては劇的な変化は望めません。
それぞれの個体状況は違うでしょうが、何も手を入れられていない個体だとしたら年式が年式なので乗り心地を(しっかり機能した乗り心地と言う意味)よくするには全体的なテコ入れをする(大掛かりな初期化が必要な)時期に来ているのは確かだと思います。
【2019.07.03】 19:00追記
コンフォートハイローキットって街中をピヨピヨ走るためだけのもの・・・、
では無いのですね~(笑
その形状から新品ラバーコーンと一緒に取り付ければ、新車純正に近い乗り心地が蘇るのですが、使い方(味付け)によってサーキットでもガンガン使えちゃいます。
意外と皆さんに知られてないのですが、うちのデモカー「ヘンリーさん」には以前からコンフォートハイローキットが装着されています。
サーキットでも好タイムを出せる足ですしダウンフォースにも負けません、余り乗りませんが街中でも全然平気な足です。
組み合わせ内容は、
- ダンパー:W.F.O.ヲトナDAMPER飛脚Spec
- ラバーコーン:ミニスポーツ製AVONラバー
- スタビ:arc中空パイプ前後ピロ調整式
- バンプ&リバンプ:W.F.O.ソフトタッチバンプ&鬼コーナーリングキット
他、前後ウレタンサブフレームマウント・フロアバー等々上記記載の全てを初期化と同時にグレードアップしています。
縮んで伸びる非常に良く動く足にした上で、余計なストロークを制御する方向でセットしています。
流石に街乗りは突き上げがあり余り率先して乗ろうとは思いませんが(笑。
駄菓子かし!愛知県豊橋~久留米まで高速道路自走で走破できる足でもあります。
12時間以上の連続運転は苦痛でしかありませんが、それは時間的な苦痛であって短時間であれば高速移動は楽チンです。
高速道路では80~100km/h巡航が辛いですね。120km/h以上だと楽チン。
これはダンパーの減衰力によるところが大きいです。
減衰力の弱いネコ足Specを組み合わせると街乗りから高速100km/h巡航領域が楽チンになります。
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