2019/12/05

Henryさん Evolution,2軍が1軍を上回った日。


53歳を迎えようとしている2019年12月4日。

オートポリスサーキットへ「ヘンリー号」を持ち込んで走らせてきました。


いやぁ~、驚いた。
まだ自分にもこんな伸び代があったんだ!
ヘンリー号っておりこうさんなんだ!
大したエンジン積んでなくてもパッケージさえ決まればタイムは出るもんなんだ!
と。




エランde走行会「水曜日どうでしょう?」へ初めて参加させて貰いました。
年間を通じてAP国際コース・APレイクサイドコース・HSR九州ドリームコース等の施設を占有し走行会や練習会などを企画されていて、水曜日という平日に休みを取れるならばどなたでも参加OKな走行会となっています。

12/4のAP走行会には全45台ものエントリーがあり、
走行タイム2'25"を境にAとBの2グループ分けされ、それぞれ午前と午後の計2本走行枠が用意されています。
初めての参加でどの様な車種構成かも分からずエントリーさせて頂きましたが、当然「ローバーミニ」は私1台のみ。
通い慣れたホームコースであってアウェー感アリアリです(笑。

45台の参加者(車)をスタッフ総勢たったの2名で切り盛りされていましたが、滞ることなくオンタイム進行し、コース上では赤旗が一度も出ないという素晴らしさ!凄いです。
節度ある常連さんが多いのが伺えますねぇ~。


さて、肝心なヘンリー号ですが、NEWエンジン搭載後のシェイクダウン走行になります。
今回の走行へ向けてある事の確認と検証をするため、下の画像のような仕様変更をし挑みました。


フルコンからウエーバーIDF44キャブに交換。
ベースプレート作って、
ファンネル乗っけて、
専用のラムエアーボックスも新に作成。
今度のカラーはボディー色。

と、ここまでを突貫3日で仕上げる。




コースインの図。
(他車と比べボディーサイズの小さなミニですがドライバーの態度と比例しているのか?そうは見えない)



結果から言いますと、ヘンリー号の過去ベストを5秒以上も上回る2'16"台が出ました。
所有するもう一台のレースカー「SB-1号」の過去ベスト17"をも上回る好タイムです。



残念ながら動画撮影は失敗してしまい静止画しか撮れていませんでした(笑



決して完璧なキャブセットではありませんでしたが(フルコンとキャブ、お互いのメリット・デメリットがはっきり分かって新鮮でした)、ストレートエンドではきっちり4速7800rpmまで廻ってくれました。
ナンカンの安物ハイグリップラジアルタイヤ(AR-1 175/50R13)は前後とも限界を超えているのか?終始ヌルヌルと滑り、ステアリング操作でクルマが曲がる事は無く、コーナーにクルマを放り込むような走りに切り替えると、とてもイージーに素直に曲がってくれる特徴のあるタイヤで面白いです。(そのライン・進入角度・スライド量が他車とはかけ離れていた為、目撃車からは『後ろから見てたら怖ぇー!危ねー!』との評価を頂きましたw)
ブレーキは最強な効き具合で満足。
LSDはクスコの1wayをごにょごにょ組み替えてトラクション抜群。



走行会後、キャブセットを変更してスポーツ走行枠をもう1本走った結果、更にベストを更新して2’16"31を記録。
普通に16"台を刻める事が確認できました。(さすがに15"台突入は遠かった)
       ↑
     有り得ないタイムですよ!?


これで当店ナンバーワンの座は、SB-1号を退けたヘンリー号が奪ったことで晴れて1軍昇格の予定となりました。



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